7/4(wed) LIVE…港区赤坂 カーサクラシカ
久しぶりの、そして多分今年最後のクラシックライブ。
都内でも数少ないクラシック専門ライブハウス「カーサクラシカ」での40分3セットでした。
一口に40分3セットといっても、ジャズなどの場合と違い、ずっと吹き続けなければならず、普通のリサイタルよりはるかにボリュームがあります。そのことに最近気付き、もっと人数増やすべきだったと先に立たない後悔をするのでした。
さて、このカーサクラシカですが、クラシック専門とはいえ最近はそれ以外のジャンルも頻繁に演奏され、またクラシック系の演奏者でも他ジャンルの演奏を多く行なっているようです。ただ僕は純粋にクラシックだけをやりたかったのでかなり固いプログラムになったかもしれません。
音はさすがにクラシック向きで、楽に吹いても無理な響く感じ。
プログラムの方は、ヴィヴァルディの協奏曲《ごしきひわ》やバッハのフルートソナタ、ゲーリー・ショッカーの《ムジーク・フランセーズ》などが「大物」で、あとは小品でつないでいきました。ショッカー作品はバンド仲間にもいい曲だと言われました。
一応リサイタルではなくデュオという意識でやっていたので、ピアノの大澤さんにはガンガン弾いてもらうようお願いしましたが、そこはピアニストならではの美意識というか、随所に職人肌の名伴奏ぶりもあり、いつもながら頼もしいかぎりです!
時間の都合により1セットと2セットで楽章をまたいだり、楽譜忘れて楽屋に戻ったり、はたまた下のCとHのキィが完全に塞がらない事態にもなったりしましたが、全体には気持よくやれたかな?フルート仲間の吉原友恵さんがお友達を連れて来てくれ、何曲も素敵な演奏をしてもらいました。実はけっこうこちらの体力的に助かったりもしました!
終了後に大澤さんが、なんとお店のピアノの状態についての感想を書くノートを渡されていました。こういう心遣いってホント感心しますね。
シンプルでシックなステージです 吉原さんに吹いていただきました
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